東雲の日記

農園のアムアムの調子が大層宜しい。
士農工商などというが、育つ喜びを見ると、農民も悪くないのではないかと思うな。
とはいえ、忍びは死人の身。服部半蔵正成のような統率者でもない限り、身分など夢のまた夢か……
カーシャでも俸禄を貰ってはいるが、これはまた、忍者とは別の意味合いが大きいからな。

忍者とは国王には晒したが、さて……まあ、この大陸で忍者というても中々通じまいな。

東雲の日記


またもコロシアムでイシュリルさんと当たる。
昨日もチャットで話したばかりだというのに。
まあ、この時期しかめぐり合わせは少なくなるのだ。
楽しめるときに楽しんでおくとしよう。

……宿屋、しかし、皆大食漢に酒豪だな。
特に女性陣が……ん？　今来ている客、全員女性じゃないか……

 東雲の日記


テントより農園に引っ越す。
宿屋経営では金にならぬため、農業にも精を出すとしよう。
何、三河武士も畑を耕したと聞く。
御頭は三河を大層嫌っていたが……
しかし、金になるまでは相当に遠いのだと、同時に桐生さんなどからも聞く。
どうやら道は長く険しいようだ……

 東雲の日記：

宿屋で山鯨などの話題を出す。
……ふむ、山鯨というのは通じ難いのか。
確かに、このような不可思議な世界では、山の鯨などとそのものの判断をされかねぬ。
とはいえ、一応は説明も伝えた、よいだろう。
客に出しておいて主人が食わぬというのもなんだから、後で残しておいて食べるか……

シェードさんが誕生日だったらしい。
昨日……いや、すでに一昨日か？
馬など連れて城の前に置いておいた。
安い馬だが……宿屋の主人如きではこれが限界故。

 東雲の日記

宿屋がかなりの繁盛を見せてきた。
連歌も好評なので、こちらが手を加える必要はないやもしれぬ。
熱が冷めるのが心配だが、何、その時は私一人で続けてみるとしようか。

商人ギルドの画像に困るな……さて。